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ウデナガゴカクヒトデ

2011 年 5 月 31 日 コメント 2 件

ウデナガゴカクヒトデ
学名:Mediaster brachiatus

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分類
 アカヒトデ目:Valvatida
 ゴカクヒトデ科:Goniasteridae

…とくにこれと言ってコメントするほどのことが思いつかないひとで。
「反口側の感じがアカモミジヒトデに似ている…特に小柱体の盛り上がり具合が(・∀・)」
などとマニアックすぎる解説(しかも感覚的な)ものしか思い浮かばない…
分布的には日本海にもいるようなので、ひょっとしたら見ているのかもしれないが、気づくこと無くスルーしていたかも?

すごーく、個人的にだが、このだらしない腕の細さと間輻域の緩やかな弧を描く感じは嫌い。
何が嫌いかはわからないけど、なんとなく嫌い(´・ω・`)
3年間ほどヒトデの研究をするとそんな感覚が芽生えてくるはず。

分布:日本海(水深141m)、相模湾、紀伊半島

写真引用:日本陸棚周辺の棘皮動物[上]

 

 

 

 

オニヒトデ

2011 年 4 月 18 日 コメント 2 件

オニヒトデ
学名:Acanthaster planci
オニヒトデ

分類
 アカヒトデ目:Valvatida
 オニヒトデ科:Asteriidae

おそらく日本でもっとも有名なヒトデの一種ではないでしょうか?
その、外見的な恐ろしさもさることながら、サンゴ礁を食い荒らし、白化させているヒトデです。
サンゴを食べるヒトデは他にもマンジュウヒトデや一部のコブヒトデなのですが…オニヒトデの場合、団体さんで沖縄の海に押し寄せて、サンゴ礁はもちろん、サンゴを住処にする生物群集などの生態系にも打撃を与えるので困りものです。
サンゴを食べると言っても、バリバリと歯で食べるのではなく、腹側にある口から胃(反転胃と呼ばれる)をサンゴに押し当てて、胃液でとかしたサンゴのポリプ・共肉部を消化しているのです(体外消化)。

このオニヒトデの特徴をあげると…

 ●熱帯性のヒトデ
 ●腕の数が9~18本の多腕性で、頑丈な長く鋭い棘が密集
 ●2年ほどで成熟し、産卵を行うようになる(直径が20cmほど)
 ●直径30cmの雌個体が生む卵数は非常に多い「1200~2400万個」
  小さい卵を多く産むタイプの繁殖戦略。
 ●寿命は7、8年

1960年代、インド・西太平洋のサンゴ礁で始まったオニヒトデの異常繁殖は今も各地でサンゴ礁の大きなダメージを与え、観光資源である地域には特に大きな社会問題になっています。
オニヒトデの駆除がダイバーらによっても行われていますが、劇的な改善…とまでは至っていないようです。
この異常発生の原因には
 ・天敵のホラガイの乱獲
 ・台風の影響(南方からの幼生が大量にきた)
 ・工場排水で幼生の天敵が減少した(人為的な環境撹乱のため)
 ・自然現象
などが考えられている。

オニヒトデの駆除の方法も色々あり
 ・ダイバーによる直接駆除
 ・アンモニアやホルマリンを注射
これらが一般的であるが、中には面白いものに研究されている。

●ラッパウニ罠作戦
ラッパウニ 「ラッパウニ」から発見されたオニヒトデを引き寄せる化学物質を使って罠を仕掛け捕獲

※ラッパウニも毒を持っています!
 棘の無さそうな安全っぽい顔(?)をしているのに…要注意です!

 

●雑種作戦 
アカオニヒトデ近縁のアカオニヒトデとの種間雑種(オニヒトデとアカオニヒトデの子ども)がサンゴを食べないことから、オニヒトデの産卵期にアカオニヒトデの精子を散布して繁殖を抑える作戦。
←これがアカオニヒトデ

オニヒトデとアカオニヒトデのハイブリッド←オニヒトデとアカオニヒトデの雑種。
両方の特徴を持ち合わせている…らしい。
色は管理人が適当に付けただけです(^^;
青っぽいオニヒトデと赤色のアカオニヒトデ混ぜたら紫ヒトデができたりして…

 

最近では、岡山理科大の研究で、オニヒトデに酢を打ち込むと駆除できる事がわかったという話も聞いています。安価で扱いやすい酢なら使いやすいのでは…と思うのですが、根本原因の解明を期待したいです。

ちなみに、このオニヒトデは元々夜行性で、生息密度も低くサンゴ礁でも目立たない生物なのですが…大発生すると行動パターンが変化するそうです。
昼間もサンゴに群がって捕食しだすので、成長速度も早くなり、被害が加速的に増加していくことになってしまいます。

 

オニヒトデの棘には毒があり、人間も刺されると発熱したり、しびれ・吐き気が起きたりすることもあるので、沖縄などでの海水浴中に見かけた時も十分注意した方が良いです。

 

管理人が大学に研究していた頃に、一度だけオニヒトデとアカオニヒトデが研究室に届いた事がありますが…富山湾でみるヒトデとは迫力が違ったので、ヒトデマニアとしては若干興奮してました(^^;
その時の感想は、「あ~乾燥標本にして飾りたい(´∀`)」でした。

けど、あんなチクチクを標本にして部屋に飾ってたら、絶対女性にモテないだろう…と三十路を前にして思う管理人でした
「キャー、オニヒトデの乾燥標本素敵★(>ω<*)」という女性がいたら、それはそれで恐ろしい。

 

分布:インド洋と太平洋の熱帯や亜熱帯地域のサンゴ礁に住み、紀伊半島から八丈島まで生息域が広がる。

 

画像:ヒトデガイドブックより

 

 

 

 

マンジュウヒトデ

2011 年 4 月 10 日 コメント 4 件

マンジュウヒトデ
学名:Culcita novaeguineae

マンジュウヒトデ

分類
 アカヒトデ目:Valvatida
 コブヒトデ科:Oreasteridae

5腕…のヒトデです、いちおう。
おそらくヒトでとは思えないようなメタボ体型ですが、ひっくり返すと5列の溝が見ることができます。
おデブな体型ではありますが、実は若いマンジュウヒトデは普通の5腕のヒトデ、つまり星型をしています。年齢を重ねるに連れて、マンジュウ体型へと変化していきます。
ある意味、人間と同じでしょうか…
その豊満な体型は一部の動物に人気で、ヒトデヤドリエビやカクレウオの一種が共生していたりします。

ちなみに、愛嬌あるメタボなヒトデなのですが実はサンゴを食べて白化させている種類でもあります。サンゴ礁の白化というとオニヒトデだけが注目されますが、実はマンジュウヒトでもサンゴの敵だったりします。

ダイビングをする人の間では、おそらくよく知られているヒトデの1種類だと思います。
また、管理人にとっても憧れの1種類です。ヒトデなのにこの体型…気になって仕方ありません
ぜひ乾燥標本にして飾りたい…(´∀`*)

分布:小笠原諸島、和歌山県、インド西太平洋区のサンゴ礁

 

 

 

 

オオフトトゲヒトデ

2011 年 3 月 28 日 コメントはありません

オオフトトゲヒトデ
学名:Thromidia catalai

分類
 アカヒトデ目:Valvatida
 フトトゲヒトデ科:Mithrodiidae

非常に大きくなる種類のヒトデで、R=40cmにも成長する。
腕が子どもの腕と同じくらいになることも。

分布:ハワイ、フィリピン、ニューカレドニア。
日本では、奄美大島、沖縄本島、小笠原諸島(父島)の水深10~30mにいるそうです。
温かい海に生息している温暖種のヒトデ。

管理人は残念ながら見たことないですが…泳いでいて、こんなのが海にいたらびっくりしそうです。
もちろん、びっくりした後、採りに行きますがね(  ̄ー ̄)*

さらに!!
分速1.5mで驚異的な早さで動き回ることができるそうです。いがいと素敵なひとで。
参照:ヒトデの移動速度って?
  ★=3=3=3   

画像:ヒトデガイドブック:
左:撮影・楚山 勇さん
右:すさみ町立エビとカニの水族館

 

 

 

 

ホシヒトデ

2011 年 3 月 15 日 コメントはありません

ホシヒトデ
学名:Stellaster equestris


R47=mm;r=28mm

分類
アカヒトデ目:Valvatida
ゴカクヒトデ科:Goniasteridae

まさにヒトデという感じの五角形のホシヒトデ。
ある意味、管理人の憧れのヒトデです。
しかしながら、未だに見たことがない…水深77mなんて絶対に取りに行けないよ(;_;)

本種もあまり生態が分かっていないようで、分類のための外見的な特徴が記載されているくらい…なのかな?
ひょっとしたら、論文などが出されているかもしれないけど…そこまでは残念ながら調べてませんm(_ _)m

同じゴカクヒトデ科のヒトデに非常に似ている【キタノホシヒトデ】というのがいる。
ひょっとしたら「ミナミノホシヒトデ」「ニシノホシヒトデ」「ヒガシノホシヒトデ」が見つかるのではないかと期待している。
というか、ぜひ居て欲しい。そんなヒトデが。
全4種類を集めるとシェンロン的な何かが出て欲しい。
例のボールにも★マークが入っていたしね。

分布:東シナ海(水深77m)、南シナ海、豊後水道、土佐湾(水深66m)

 

参照:日本陸棚周辺の棘皮動物