コンテンツへスキップ

 巨大ヒトデを追え!

ヒトデの最大、最小の記事でヒトデの日本最大のヒトデは「オオフトトゲヒトデ」で、R=38cm」と伝えました。

その記事を書きながら、昔のことを思い出してハードディスクの奥深くを探していたら……
ありました。

昔、保存しておいたヒトデの記事が(・∀・)ノ★

確か……朝日新聞だったような?
日付は2006年5月20日(土)です。

巨大ヒトデ新種発見か

隠岐沖で撮影
big-seastar01 big-seastar02

直径が60センチ近い巨大ヒトデが島根県・隠岐沖の日本海で見つかった。
腕は10本で、オレンジ色の体に黄色の斑模様がある。
大阪府枚方在住の水中写真家、赤木正和さん(46)が生態写真の撮影に成功した=写真。

 

ヒトデの分類が専門の佐波征機・元三重県立久居高教諭が調べたところ、新種の可能性が高いことが分かった。
体の特徴などから、主に深海に分布するカンムリヒトデ属の一種と見られる。
近く正式に論文発表する。

 

赤木さんは今月3日、隠岐諸島・島後北部の水深35メートルで1匹目を撮影。
翌週4日に、ほぼ同じ海域の水深25メートルで2匹目を撮影した。

 

1匹目の個体は直径が1メートル近くあったが、写真の撮影をしただけで、標本は得られていない。
今後の調査で1メートル級の個体が採取されれば、オオフトトゲヒトデ(直径約80センチ)を抜き、日本最大のヒトデとして記録される可能性がある。
(山本智之)

 

う~ん、日本のヒトデも負けていない…。゚(゚´Д`゚)゚。
残念ながら1メートル超えを捕獲こそできなかったようですが、日本にも世界と戦えるヒトデがいるのです。(何と戦うかは不明?)

1メートル超えのヒトデが見つかったのは2006年5月で…この記事を書いてる現在は2011年4月。
約5年の歳月の間に一体どれだけ成長しているだろうか……

奴はまさに、日本ヒトデ界の期待の星である。
ヒトデだけに。
今後の奴の発見を期待したい。

……まぁ、すでにお空のお星様になってるかもしれないけどね。
つまり、寿命で海の藻屑になっている可能性もあるのでした(´Д`;)

「 巨大ヒトデを追え!」への2件のフィードバック

  1. こんにちは!初めまして!
    オニヒトデと赤オニヒトデが好きで大学で勉強していました(いや、一応現在進行形)。
    佐波先生にも論文の共著になってもらったことがあります。
    こんなにヒトデが大好きな人をネットで見つけて嬉しく思います。
    熱帯亜熱帯のヒトデはある程度なじみがありますが、ここには私の知らない温帯のヒトデの話がいっぱいでわくわくします。
    HPの更新楽しみにしています。
    オニヒトデもたまに生殖巣の自己消化をしてか、1m近い個体が見つかるという話を聞きます。(ハワイでの目撃例をききました)
    実際にそのサイズのを見てみたいものです。

    1. 安田仁奈 様
      こんちには!コメントありがとうございました。
      おお!現在進行形でヒトデ研究されているんですね。
      しかもオニヒトデと赤オニヒトデが好きとは…マニアックですね★

      僕の研究していた富山湾はどちらかというと寒流系のヒトデが多かったからですねーなんか地味な色合いが多かったですよ。
      熱帯系にヒトデがたくさん見れるとは羨ましいです。

      オニヒトデの1メートル個体(; ・`д・´)
      それは見たいけど、かなり怖いですね~
      普通の人が海で1メートルオニヒトデに遭遇したら怯えて逃げ出してしまいそうですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です