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ニッポンヒトデ

ニッポンヒトデ
学名:Distolasterias nipon

21ニッポンヒトデ

富山湾で採集

分類
キヒトデ目 Forcipulatida
キヒトデ科 Asteriidae

名前が素敵な【ニッポンヒトデ】。
ニホンではない所が命名者の粋な思いを勝手に感じてしまいます。
学名もniponです。
ニッポンなので、本来は「nippon」が正しいのですが…命名規約で訂正できずにそのまま使われているらしいです。

体色は黒色や黒褐色、青緑色をしているものが多く、富山湾で採集したニッポンヒトデも地味な感じの黒色です。
エゾヒトデと同じように、腕の中心線に沿って縦線があります。
この縦線はエゾヒトデより目立つ傾向にあるようです。
参照:【エゾヒトデ】のページ

大型のヒトデで、R=250mmほどになる個体もいます。
カキや帆立貝の養殖場を荒らす事がある。。。

分布:本州中部以北、北海道までの太平洋、日本海

生息する水深の記録は辞典には載っていませんでしたが、富山湾ではおそらく300m以深に生息すると思われます。
(ヒトデを貰っている漁船の漁場からの推測です。)

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