マンジュウヒトデ
マンジュウヒトデ
学名:Culcita novaeguineae
分類
アカヒトデ目:Valvatida
コブヒトデ科:Oreasteridae
5腕…のヒトデです、いちおう。
おそらくヒトでとは思えないようなメタボ体型ですが、ひっくり返すと5列の溝が見ることができます。
おデブな体型ではありますが、実は若いマンジュウヒトデは普通の5腕のヒトデ、つまり星型をしています。年齢を重ねるに連れて、マンジュウ体型へと変化していきます。
ある意味、人間と同じでしょうか…
その豊満な体型は一部の動物に人気で、ヒトデヤドリエビやカクレウオの一種が共生していたりします。
ちなみに、愛嬌あるメタボなヒトデなのですが実はサンゴを食べて白化させている種類でもあります。サンゴ礁の白化というとオニヒトデだけが注目されますが、実はマンジュウヒトでもサンゴの敵だったりします。
ダイビングをする人の間では、おそらくよく知られているヒトデの1種類だと思います。
また、管理人にとっても憧れの1種類です。ヒトデなのにこの体型…気になって仕方ありません
ぜひ乾燥標本にして飾りたい…(´∀`*)
分布:小笠原諸島、和歌山県、インド西太平洋区のサンゴ礁
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